工夫
従来のワンポイントとは違う、タトゥー模様のパンストを穿く女性を多く見かける。ナチュラルベージュの光沢をおさえ、
素足と間違える透明なナイロンで編んだパンストに模様を織り込んでいる。メーカーの工夫と技術革新に驚くばかりだ。
新しいファッションとしてタトゥーパンストを穿くようになったティーンエージャーは社会人になってもパンストを穿いてほしい。
パンストが男の目を引きつける大切なアイテムであることを知れば、女の意識は確実に変わってゆくだろう。
パンスト着用率を向上させるためにキティなどのキャラクターをあしらったものがあっても面白いだろう。使用料が発生するため
商品単価は上がるが、パンスト脚を見つめていられる口実になり得る。それ以上に魅せるパンストの意義を女にわからせる。
パンスト復権には笛を吹くだけでは足りない。パンストを穿くメリットを女が知れば必然的にパンスト購入率は高まるだろう。
拡大解釈
ストリップとアナル
昔のストリッパーは、まんこを見せてもアナルを見せることはなかった。決して見せないポーズもある種の芸術的しぐさだった。
それがいつ頃からフルオープンになったのか明確な資料を目にしたことがない。アナルに対する男女の意識が変化したからだろう。
かつてアナルセックスは変態の極みのようにとらえられていた。だが、前戯の一環としてアナル舐めが普及し、それで快楽を
得ることを知った女たちの意識変化も背景にあるのだろう。風俗店が規制を逃れる奇策としてオプションを採り入れたことも
かなり影響を与えているに違いない。女たちはセックスの痛みが快楽に変わったことを知っている。アナルに対する嫌悪が薄れ
快楽をもたらしてくれる器官であることを期待する潜在意識がアナルの解放を推し進めたのかもしれない。
ラブドール
誤解
写真集
インターネットが影も形もない時代、写真集を手にとって楽しんだ。パンスト直穿きのエロさを普及させたのは写真集だ。
それまで一部のマニアたちが相方に穿かせてひそかに興奮していたものが、一気にメジャー昇格を果たした。
今、古本屋でその当時の写真集をめくって見てもあの頃の興奮がよみがえることはない。トシを重ねたせいもあるだろう、
ネットが普及して刺激に満ちたポーズが画像BBSなどでアップされるようになったことも関係しているだろう。最も大きな違いは、
モデルが大部屋系セミプロから素人になったことだと思う。映像表現のプロよりも過激で大胆なポーズを惜しげもなくカメラの前で
披露する姿に新しい時代の到来を感じた。エロ画像を撮って公開することが特殊な嗜好でなくなったことを女に気付かせた。
女らしさ
テレビショッピング
包装紙
吐息
酸味
見た目
人は見た目ではなく中身が大切だ。それは真理に違いないが、凡人にとって見た目はやはり重要なポイントを占めている。
学生が就活で髪型を整え、リクスーに身を包むのは見た目のイメージが採用に結び付くことを知っているからだろう。
採用する側もペーパーテストの成績が変わりない二人のうちどちらかを選ぶとなれば見栄えのよい応募者を選ぶだろう。
顔にファンデーションを塗り、アイシャドーや口紅で飾るのも見た目でアピールする手法だ。それならばパンストの効用を
女性はもっと意識してほしい。女性の脚だけが主張できるアイテムだ。男に見られ続けることで細くなる。その脚をパンストは
麗しく装う。媚びるためではなく、静かな自己主張であることに気付けば素足の野暮が減るのではないかと思う。
つま先カメラバー
カウンターの内側に立っている女のつま先を見ることはできない。客に見られない場所だから素顔のつま先を見せることがある。
OLが机の下で靴を脱いで蒸れたつま先や足裏を空気にさらすように、ホステスもカウンターの内側で足の解放をするのではないか。
その生々しい生態を小型カメラで撮影して大型モニターに映し出す。盗撮ではなくフェチたちのための演出の一環なのだ。
靴を脱いだストつま先をくねくねと動かす様子、そのたびにシワが出来る様子、普段は見せない秘密を垣間見るような錯覚。
そうしたしぐさがフェチを歓ばせる。きわどく猥褻を強調するわけではない。合法的な範囲での「サービス」で客をもてなす。
こうした癒し、明日への英気というものがあってもいい。カラオケへの誘導ばかりがもてなしではないということだ。
じゅうたんバー
聞いた話で恐縮だが、かつて「じゅうたんバー」というものがあったそうだ。店に入る前に男女とも靴を脱ぎ、フロアにはじゅうたんが
敷き詰められ、テーブルはすべて掘りごたつ式になっていたという。女性が入退店する時か、用足しに席を立つ時でなければ
パンストつま先を見ることが出来なかった。せっかく靴を脱ぐシステムなのに、これでは面白さもフェチを満足させる工夫も
全くないと言っていいだろう。このようなシステムを発想した者も経営者もパンスト脚フェチではなかったということだろう。
くつろぎを意識したのかもしれないが、さしたる流行にもならず、すぐに廃れてしまったそうだ。
明日からすこし、個人的な希望と妄想をこめて「あったらいいいな、こんなバー」について書きなぐってみようかと思う。
新体操
上げ底
芸能人水泳大会
OLYMPIC
夏の黒スト
五本指パンスト
アツギが春から売り出したASTIGUシリーズが人気だ。パンストの復権を謳って開発しただけに、穿き心地も秀逸なようだ。
そのシリーズには五本指パンストもあったと記憶している。パンスト美脚好きなのに記憶が定かでないのは、五本指のせいだろう。
ヌードタイプよりも透明感に優れ、傍目には穿いていないように見えるのだろうが、五本指というところがフェチを刺激しないのだ。
パンストに包まれたつま先に三日月があってもヌードトゥであっても興奮できるのに、なぜか五本指ではそそられない。
指先がパンストで覆われているからこそ匂いがその中にこもる。それぞれの指が互いに密着して汗で湿る。女性にとっては
不快感を伴うものかもしれないが、そのぬくもり、匂い、湿りこそ男を狂わせる媚薬のようなものなのだ。