導火線
ダイエット
ストリッパーにデブはいない。舞台デビューするまでの厳しい稽古でスタイルも容姿も美しくなるのかもしれないが、
ストリッパーがスリムなのは「見られる」ことでスタイルと容姿に磨きがかかるからではないかと思っている。裸に寄せられる
賞賛と拍手の嵐。それだけで自分のカラダに自信が持てるようになり、より観客を喜ばせようと努力する素になる。
素人女性が全裸で踊るわけにはいかないが、それと同じような緊張感があればスリムになれるのではないだろうか。
クルマの助手席でスカートレスでパンスト直穿きをする。ドライブでは外から見られているのではないかと思う気持ちが
女を刺激する。カロリー制限だけがダイエットではない。男の目を意識するだけで女は美しくなれるのだと思う。
優越感
女子が初めて勃起したちんぽをそのカラダに受け容れるのは、平均して中1~高2のあたりが最も多いと言われている。
それまで他愛無い同級生女子とのおしゃべりが急に子供っぽく思えてくるそうだ。少女から女になったことで階段を上ったのだ。
激痛にしびれ、モノがはさまっている感覚がしているまんこも、大人の女になったといううれしさが和らげてくれる。男を知った
ことでもう子供ではなくなったという意識が少女に芽生える。いわば優越感が自然とわき上がってくるのだ。
白いソックスを卒業してパンストを穿いた時、またひとつ女の階段を上ったと意識することだろう。その頃にはもう合体による
まんこの痛みはなく、快楽の海が広がっている。男によって合体の良さを教えられ、直穿きの興奮を仕込まれたなら、女に
新たな優越感が生まれるのではないだろうか。「アタシだけが男を引きつけるファッションをしているのよ」と。
パンスト競技
オリンピックに遊びの延長と思えるような競技を追加するぐらいなら、女子競泳やシンクロナイズドスイミング、高板飛び込み
といった競技でパンスト着用を義務付けてほしい。水に濡れたパンストがどれほど美しいものか、フェチでなくてもその美脚には
魅了されるに違いない。シンクロで女子アスリートが水面に脚を突き出す。あの脚にナチュストやブラウン、極薄の黒ストが
密着して濡れているシーンを想像してみてほしい。五輪が商業イベントになった今、視聴率もスポンサーも必要なはずだ。
彼女らがプールから上がる時、パンストを伝って水が滴り落ちる。それが世界中に中継されるのだ。どれだけの視聴率を
稼ぎ出すか想像もつかない。パンつまに三日月があってもなくてもフェチたちの目を釘づけにすることだろう。プールサイド
にはGUNZEやATSUGIといった日本メーカーだけではなく、ヨーロッパの高級パンストメーカーの看板が所せましと並ぶ。
葛藤
美脚の彩さんの美しい画像で構成されているブログ「Pantyhose Story -彩-」を尋ねて癒されている。どちらかといえば
変態カテゴリーにくくられてしまう自分の写真と違い、上品でやわらなか女性の曲線美をうまく表現した画像が並んでいる。
室内だからといって卑猥にならず、屋外でも気どらず大胆さを忘れない素晴らしい構成で楽しませてくれる。
ある日の記事の中に、バスタブでたたずむ濡れパンスト脚のきれいな写真があった。せっかくのぬくもりと匂いが消えて
しまうが、濡れたパンストのエロスに興奮する変態の葛藤という文章が添えられていた。濡れパンストに興奮することが
変態だとは思わないが、ぬくもりと匂いがなくなってしまうのに……という気持ちを「葛藤」と表現していたことに感銘を受けた。
女の性的興奮
アナル舐め
アナルを舐めるのは変態だろうか。パンスト直穿きであってもアナルは肉の丘が邪魔をしてすぐには見えない。パンスト尻を
つかみ、揉みしだくように広げてやっと菊の蕾が顔を出す。「きれいなアナルだ」とソフトに言葉責めをすることもあれば、「ケツ
まんこがヒクヒクしてるぞ」と下卑た言葉を浴びせることもある。恥ずかしそうに無言で尻を左右に揺らす女。パンストをわずかに
ずり下げてアナルを丸出しにして舐めてやる。初めてアナル舐めされた女も最初は「あっ」と驚きとも快楽ともとれる声を発する。
そして「だめっ、汚いわ」と言ってくる女には「お前の体に汚いところなんてなにひとつないよ」と言ってアナル舐めを続けてやる。
そう言われた嬉しさとアナル舐めの快楽に身を任せて女の喘ぎ声は艶を増す。あるいは「だめっ、汚いわ、そんなとこ」とも言わず
舐められるにまかせて尻穴をヒクヒクさせる女のどちらかだ。初めての性交がやがて快楽に変わったことを女は経験で知っている。
もしかしたらアナルも同じなのかもしれないと期待を持って舐められているとも言える。舐めて濡らした菊穴に人差し指がそっと沈む。
錯覚
細かな柄入り模様の入ったパンストよりも、プレーンなパンストの方が舐めやすいように思えてしまう。柄のあるなしで舐め
心地が変わるはずはないのだが、柄入りはザラザラした舌触りだと勝手に思い込んでいる。無地であればナチュストか黒か
ブラウンかは関係なくつるつるした感触だと信じ込んでいる自分がおかしい。
そしてパンつまを見ていつも思うのは、女の足指はなぜああもふっくらとして美味しそうに並んでいるのだろうということだ。
指が柔らかに肉付き、隣の指と隙間なく並んでいる。あの指の間に舌をこじ入れたい、親指をしゃぶりつくしたい、ニオイを
嗅いで肉球すべてを舐めまわしたい、足裏にも舌を這わせ、かかとを甘噛みしたい……そう思わせる魔力をパンつまは持つ。
わかめ酒
元々はお座敷での遊び芸だったようだ。歌舞音曲で身を立てる芸者ではなく、いわゆる枕芸者というものを置屋では
抱えていたであろうから、好色な旦那衆を喜ばせる余興のようなものから生まれたのだろう。着物の裾をめくりあげた
昆布巻き芸者が座敷に横たわって脚をぴったりと閉じ、そこに爺が酒を注いで口々に飲んだのだろう。「こぼすでないぞ」
というような下卑た言葉が飛び交ったと思われる。現代では田舎の温泉芸に残っていると聞く。それ以前に素人カップルが
面白がってトライしているようだ。まんこに僅かでも擦り傷があれば酒が染みて痛いと、ある女が言っていた。昔の爺と
違うのは、注いだ酒に直接口をつけるのではなくストローですすることだ。陰毛のゆらめきは今も昔も男を興奮させる。
くぱぁ
真夏の黒パンスト
シャッター音
ずっとOLYMPUSの一眼レフカメラを使っていた。OM-1の時代からデジイチになっても変わらず使い続けていた。眼レフの
しゃったー音はまんこを濡らす周波数があるのかもしれない。正確に言えばシャッター音が響くたびに、女は「獲られている」と
いう想いがまんこを濡らすのだろう。ストロボが発光し、次の発光に備えて「ピ、ピ、ピ、ピ」というチャージ音が聞こえる。
女が被写体になっていることを強く意識するのだろう。今は重い眼レフを卒業してミラーレスで撮っている。それでも眼レフと
同じシャッター音はある。困るのは街撮りだ。あまり近くからだと女に音が聞かれてしまう。美脚を撮っているだけなのに盗撮と
疑われることになる。カメラを女性からそらして、画角の隅に女性を入れて写して、パソコンでトリミングしている昨今だ。
フィルム時代
フィルムカメラの時代には陰毛が写り込んでいるだけで街のDOE屋はプリントを拒否した。だから当時つきあっていた女の
裸はネガのままで保存されている。過激に性器を写したものは現像もせず投稿写真編集部に送って謝礼をもらったりした。
その写真もしっかり目隠しとッモザイクが施され、せっかくのうるわいいまんこが見えないまま世に送り出された。
だからビニ本が搭乗した時、男たちは熱狂的に飛びついたのだろう。最初は透けパン越しに陰毛やまんこのヒダヒダが
うっすらと見えるだけだったが、すぐにモロ見えのバージョンが登場した。取り締まり当局とのいたちごっこが続いているうちに
インターネットやデジカメが生まれた。それと同時にエロは爆発的に普及した。従来の刑法で取り締まれない現実が起きたからだ。
フィルムカメラの時代、ヘアヌードもまんこも一部のプロまたは一部の好事家のものだった。海外に発表の場を持つカメラマンか、
金儲けDP}E屋主催の秘密撮影会で集まった同好の士が、ヌード専門の女のあられもない姿態を、狭い部屋で撮っていた。
今は素人がプロを超える視線と感性で撮った裸体をネット上にアップする。ようやく女の裸が猥褻から解放される時代を迎えた。
直穿き事始め
細いナイロンの編み方によってストッキングが光沢と透明感をもたらすことを女も男も知った。ストッキングにパンティー部を
つないでパンストが発明された時から直穿きも生まれたと言っていいだろう。パンストを生んだアメリカでは直穿きが標準的な
ファッションとして認識されている。直穿きがもたらす視覚的エロスが男の興奮を誘うことを女は利用しているのかもしれない。
日本では高温多湿な気候のため、綿の下着を身につけている。だが、パンストを穿くことによって蒸れるということが、男の
臭覚と触覚を呼び覚ますということに女はもっと敏感であっていいと思う。直穿きによって歩き方も座り方もしとやかな仕草に
変わる。それは女らしさを強調することであり、男はそのたおやかさに目も気持ちも奪われるのだから。