直穿きの効用
女に直穿きを習慣化させると女に変化が現れる。自ら進んで陰毛の手入れを始めるようになる。それまでは水着の季節限定であった毛づくろいが
日常になってくる。パンストが透けて見えることでまんこをきれいに見せることに目覚めてきたからと言える。今まで気にしたこともない
まんこ周辺の縮れた毛。あまりにジャングル状では恥ずかしいという気持ちが芽生えてくるようだ。
パンスト越しにまんこの毛の手入れを見られる恥じらいよりも、それを見た男がこれまでよりもはるかに興奮してくれる歓びに包まれる。
下着をつけていた頃はハミ毛に気をつけているだけでよかった。直穿きになってからは全体を整えてまんこを魅力的に見せようとする。
パンスト直穿きも陰毛カットも男を歓ばせるためのものではなく、それは女の歓びにも繋がることを知る。直穿きの歓びを知った女は変わる。
直穿キノススメ
どんなに傲慢で高飛車な態度の女もヒザが出るくらいの長さのスカートで直穿きさせればおしとやかになる。ツンデレや生意気な態度では
いられなくなる。スカートがある限り外からまんこが見えるはずもないのだが、心なしか歩幅も小さくなっているように思える。
耳元で「まんこ、濡れてるんだろ」と言葉で責める。驚いたような顔を見せ、小さくうなずく。腰かけている女の腰に手を回しただけで
女のからだに電気が走ったかのような反応をみせる。そのたびクロッチはまんこから溢れた淫汁がべっとりとシミをつくる。
高飛車な女に女の弱さ、女の歓びを感じさせるだけで、男に対しても無意味な対抗意識を失う。まんこを自覚させることで素直になるだろう。
性器の呼称
地方によって性器の呼称が変わる。いちばん多いのはおそらくまんこだろう。次いでおまんこ、おめことなるだろうか。ちゃこと呼ぶところもある。
かつては小説などで「まんこ」と書くことすらタブーだった。かもめのジョナサンの文中に登場したが話題にもならなかった。上野千鶴子が
明るいおまんこ宣言をタイトルに使ってから頻出するようになったが、放送の世界では今もタブーなままである。ちんぽは使われるようになったが
まんこは以前として不適切な表現に扱われている。沖縄には曼湖がある。発音はまんこ。曼湖から異臭がすることがニュースになった。
地元女性アナウンサーは素直に「曼湖から異臭がする」とニュース原稿を読み上げていた。沖縄で女性器を指す単語はホーミだ。
おそらく宝身が変化したのだろう。いろんな呼称がある。おまんこのおは「御」ではなく「汚」だと言うのが本当らしいのも面白い指摘だ。
鳴かぬなら
絶頂のあと
角質
怠惰と惰性
五感
洗濯物としてのパンスト
体感温度
お舐め
なにげなく脚を組み、男の鼻先に突きつけるようにつま先を向ける女がいる。ほのかな酸味、女の匂いが体温であたためられて匂い立つ。
舐めろとも舐めていいのよとも言わず、フェチを翻弄するかのように極薄のナイロンに包まれたつま先無防備にさらけだしている。
舐めてほしいというサインを送っているのだろうか。脚を組みかえたりして男の視線がパンスト脚を追いかけるように仕向けて誘う。
そして意識してのことなのか、あるいは無意識にスト足の蒸れを解消するためなのか足指を動かしてみたりする。その行為がどれほど
フェチの嗜好をくすぐるかを熟知してからかっているかのように……。さらに誘惑をエスカレートさせて足裏を見せつけてくる。これはもう、
舐めろという命令に違いない。洗う前の聖なる匂いがそこにある。足指を一本ずつしゃぶることは出来なくともスト越しの悦楽がそこにある。
処女
五感
女の吐息や喘ぎ声は魔性の響きだ。からだの奥底からわき上がって男を更に興奮させる。声を漏らさない女は不感症なのかと思えて萎える。
興奮と共に濃くなっていく女の匂いもオスの本能を呼び起こす。さほど感じないはずの濃度が、快感が増すに従って匂い立ってくる。
そっと撫でたり強く握り締めたりする皮膚感覚も女に予期せぬ驚きと快楽をもたらす。同じ刺激では快楽が薄れてくるものだ。
視覚も重要な役割を担っているはずだが、AVを見ていて音を消すと、その瞬間からつまらない映像になってしまう。音が画よりも興奮を
誘うものと言えるのではないだろうか。生身の女には五感の全てを刺激する要素が詰まっている。ライブが興奮するのはそのためだ。
成人の日
焦らす
一般的な女は直穿きを特殊なこと……変態的と捉えている。あるいはまんこに直接触れるのはパンツだという固定観念に捉われているのだろう。
それはそれでいい。いきなり直穿き命令を出されてとまどい、パートナーに嫌悪するよりは調教のしがいがあるとも言えるからだ。
愛撫では直接まんこに触れず、下着やパンストの上からそっとなぞる。もどかしさに女はじれったくなり腰を動かし始めるだろう。
下着がなければ強い刺激でからだがしびれることを知る。そこに直穿きを誘導されれば受け容れ易くなる。シースルーが強まり、
透けて見える淫靡さに女のからだが熱くなる。これから起きる淫靡なおこないを想像するだけで淫汁が溢れ出てとまらない自分を発見するはずだ。