装飾品
ト・リ・コ
初めて直穿きさせられる時の驚きは非道徳と非常識と卑猥が混ざり合った複雑なものだ。不安の中にエロい欲望の顔も垣間見えている。
穿き終える前から予感されるふしだらな行為を思い浮かべてまんこには淫汁があふれ始める。それでもなにくわぬ顔でパンストを最後まで
たくしあげる。正確に言えばいつもより浅くパンストを穿く。クロッチがまんこに密着しないように気をつかった穿き方をする。
しかし男はそれを見逃したりしない。センターシームが食い込むようにパンストを引き上げる。歩くたびにセンターシームはクリトリスを
こするように動き、淫汁は粘りを増してクロッチをべとべとに濡らす。いつしか女は卑猥な刺激がもたらす興奮に目覚めてゆく。
直穿き散歩をさせられることは裸を晒すことよりも淫靡なことのように思えて女はうつむき加減になる。だがその一方で
そんなはしたない姿でいる自分の虜にもなっていることを感じる。今まで経験したことのない感覚が湧きあがっていることを知る。
男もまた女の恥じらいと興奮と卑猥がピークにさしかかっていることを知り、直穿きさせることが楽しくなり、その虜になる。
女をメスに変えてしまうパンスト直穿き。いつも以上にエロい匂いと味わいが染み込んだパンストそのものに対しても虜になってしまう。
直穿きの心理変化
妖しい足裏
食わず嫌い
エスカレーション
集熱
見えない快楽
拙ブログでもリンクいただいている「素敵なパンスト」を主催しているKiipanさんに教えられたことだが、モデルの女性にパンスト直穿きで
散歩をさせると、歩くたびにセンターシームがクリトリスやまんこをこすり、感じてしまうそうだ。直穿きというはしたなさに加え、
パンストの構造が敏感な場所に刺激を与えていることが新しい興奮を生んでいる。直穿きであることは当事者同士しか知らない。
それなのに行き交う人々のすべてがいやらしい格好でいることに気付いているかのように思えてならない。その意識が恥じらいにつながる。
もしかすると独特のメス臭が振り撒かれているのかもしれない。そのフェロモンは女を磨く。直穿き散歩、麗しい習慣だ。
甘美な淫汁
縫製
ハニートラップ
ドレスコード
呼び水
サブリミナル
サブリミナル効果の真偽は今も謎のままだ。映画のコマの中にコーラ瓶の映像を混ぜていたことが発端となっているようだが、
映画館内の温度設定を1℃あげたためだとも言われている。噂の検証は誰も実施していない。だからといってサブリミナル=刷り込み=が
全くのインチキだと決めつける気にはなれない。ドラマに登場する女優たちがすべてパンストを着用していたら視聴者は影響をうけるだろう。
リビングでくつろぐシーンでブラウンや黒スト姿が映し出されたら、パンスト着用がスタンダードなものと思えてくるだろう。
アイドルたちが素足でいるよりもパンストを穿いていれば、それが男の熱視線を集める必要条件だと認識するだろう。そうあってほしい。
うしろめたさ
グラデーション
黒ストは足首やふくらはぎ、太ももといった部分によって透明度に違いが出る。その濃淡の差が見る者を歓ばせる。
女性にとってはまだらにならないよう穿かなければならない煩わしさがあるそうだが、そのために両手で脚を包むような仕草で、
静かにナイロンをたくしあげる動きは悩ましく美しいものだと思う。
ゆっくりとたくしあげられたパンストが白い脚にまとわりつくように伸びると、そのコントラストが男の目を刺激せずにおかない。
全裸の誘惑以上にこの薄いナイロンをまとっただけで妖艶さが増量され、妖しげに男を翻弄する小悪魔の顔になってゆく。
そして男はそのスト脚に魅せられる。男が女のスト美脚を見る時、けっしていやらしく猥褻な目で見ていないはずだ。
すぐれた美術品を見た時のように羨望の眼差しで見つめているはずだ。そこによこしまな気持ちは微塵もない。あるのはただ、
美しい花を愛でる時と同じように、造詣の美に心を奪われて言葉をなくした少年のような輝きの目があるだけだ。