整毛
くいこみと劣情
フェロモン
凌辱
言い訳
フルフラットシート
ローター
アダルトグッズを使ったことのない女にローターを持たせる。不思議そうな顔で見つめているが、コントローラーのスイッチを
オンにして卵型のローターが震え始めると、それがどんな使い方をするものなのかすぐに察する。強弱を変えて振動を確かめる。
そのグッズがクリトリスを刺激するためのものだと悟る。人の動きでは絶対に作りだせない細かく激しい震えに興味を抱く。
振動音が車内に響く。想像を超えた刺激に女は声をあげたいが、グッズで感じている姿を知られるのが怖く、声を押し殺す。
「まんこに入れろ」冷たい口調で命令する。くぐもった音がまんこの奥から聞こえてくる。女の吐息が激しくなってくる。
「気持ちいいなら声をだせ」さらに冷たく言い放つ。腰を振りながらスイッチを切らないで快感をむさぼる女。可愛いと思う。
走る密室
願望
SEASON
水に濡れて密着度を増したパンストはフェチ魂を刺激してやまない。これからの季節は清涼感を伴って見る者を惹きつけてやまない。
ナイロンを通して浮かび上がる陰毛、食い込みを増すセンターシーム、どれもが悩ましさとエロスに満ちている。濡れる……。
それはまんこから溢れ出る淫汁を連想させるためだろうか。女の肌に密着しているものが濡れる様子はエロチックな輝きを放つ。
競泳もシンクロナイズドスイミングも高板飛び込みも、すべての女子選手がパンストを着用してほしいと心から願う。
記録よりも美を競う種目として独立してもいいのではないかと思う。それが無理ならかつての芸能人水泳大会を復活させて、
女性タレントが水着とパンスト着用で濡れるシーンを見せてほしい。高視聴率は確実だ。そして放送倫理にも抵触しない。
culture shock
パンスト足コキ
front and back
残滓
いやっ
オモチャ未経験の女にローターを見せる。興味深そうに、そして眼の奥に妖しい光をたたえて見つめる。そして持たせてみる。
指先で握るようにしながらコントローラーのスイッチを入れる。細かく伝わる振動に驚いた顔をする。取りあげたローターを
下着とパンスト越しにクリトリスやまんこにあててやると、からだに電流が走ったように顔をしかめ、そして「いやっ」と漏らす。
ローターによる振動が「いやっ」なのではない。オモチャで気持ち良くなっている自分を見られることが「いやっ」なだけである。
快楽に貪欲な女だが、男の前では貞淑で可愛らしい女でいたい。そう思わせる恥じらいがそう言わせているにすぎない。
オナニーをする時、女はクリトリスやまんこにダイレクトにローターをあてて快楽を享受する。「いやっ」なのはポーズなのだ。
imagination
アパートの薄い壁を通して隣の部屋から女の喘ぎ声が聞こえてくる。耳を澄ませて声に夢中になる。聞こえないフリはできない。
コップを壁に押し付け耳をあててより鮮明な喘ぎ声を聞きたくなる。くぐもった声、絶叫するような甲高い声、想像を刺激する。
翌朝部屋を出る時、女と顔が合う。軽く会釈を交わす。なにごともなかったかのように歩きだす女。
男が出入りした様子はない。だとしたら火照ったからだを鎮めるためにその白い指でまんこを慰めたのだろうか。
女の喘ぎ声が聞こえなければ妄想とちんぽを膨らませることはなかった。女の切ない喘ぎ声は男の性欲に火を点ける。
壁に隔てられた隣室でも劣情を刺激する。抱いている時ならなおさらだ。喘ぎ声をこらえる女を抱いてもつまらない。
淫らではしたないほど大きな声をあげて、愛撫やちんぽの良さにヨガリなく女が可愛らしく思えてしまう。
濃淡
ブラウン系パンストの魅力は三日月とランガードの色が濃く、それ以外のところは肌色に溶けあうような淡い色合いにあると思う。
ストを穿いていることはすぐにわかるのだが、ブラウンがダークではなくサンタンブラウンであれば健康的な脚を演出する。
そして歩いた時間の長さによって三日月がズレる。ズレて足指がより透明なナイロンに包まれていると、その足指を舐めたくなる。
つま先に近寄れば防臭スプレーの匂いに混じって酸っぱい匂いが鼻を突く。立ち上るメスの匂い。その全てが愛おしい。
ナマ脚に見えていたのにストを穿いているのを発見した歓びとは別に、ブラウン系はヌードベージュにはない妖艶さがある。
脱ぎ棄てているブラウン系は透明度が全くない。にもかかわらず穿いた時の透け具合はフェチの心とちんぽを刺激する。