爪楊枝
去りゆく三月
直穿きの魅力
男子禁制
ロングブーツ
パンストを穿いた脚の部分を隠すからロングブーツを好きになれない。ファッションとして好きになれないのではなくフェチとしてだが……。
しかしながらスト足を蒸らしてくれる。足裏をウエットにしてくれる。ブーツ脱ぎたてのスト足から立ち上る匂いの濃厚さがフェチの性欲を刺激する。
蒸れた足裏を掌(てのひら)でくるみ、そっとつま先に鼻を近づける。世界にひとつだけのオリジナルスメル。麗しい匂いと言うしかない。
そしてもうじきロングブーツは姿を消し、短い間だけハーフブーツ姿の女性を散見する。そしてパンプスやハイヒールの時期がやってくる。
花が咲き誇るようにパンスト美脚が華やかな様子を見せる最高の季節となる。ナチュ、ライトブラウン、ダークブラウン、極薄の黒スト……。
クロッチからつま先までパンストは女性の脚を美しく装う。できれば真夏でもパンストを穿いていてほしいと思う。
予感
男と二人、車内でいっしょにいるということの意味を女が知らないはずはない。たとえ風光明美な景色を求めて移動していても
そこには密室での行為がともなうことを予感しているはずだ。車内にはオスとメスの匂いが充満する。獣同士となっても不思議ではない。
スカートを脱がせパンストに包まれた下半身を晒しながらドライブする。外から見えているのではないかという不安がまんこを濡らし下着に染みる。
それでもまだ下着を穿いている安心感がある。だがそれもいずれ剥ぎ取られ、直穿きの世界のエロさを教えられることになる。
助手席にすわるということはエロい時間を共有するということだ。だから健康的なだけの時間を過ごすことは女に対して失礼なことなのだ。
春の足音
鏡
足のサイズ
コンビニのトイレ
装飾
声
何万人に一人の割合なのかは知らないが不感症(冷感症とも言うらしい)の女が実在する。マグロ以下だ。目を開けたまま愛撫を受けている。
まるで不気味な人形を相手にしている気になってくる。それとは別に、感じていても声をあげない女も実在する。よほど壁の薄い部屋で
セックスを重ねてきたのだろう。声をあげないことが習い性となっている。ラブホテルでも全く変わることはない。
五感。視覚、触覚、臭覚、味覚。そして聴覚。女の切ない吐息、歓喜のよがり声、それらは男の支配欲と性欲を強くしげきする。
愛撫に歓び、「まんこ……気持ちいいっ」「ちんぽ……挿れて。お願い」あられもなくはしたないことを口走ってしまう。歌を忘れたカナリヤは
裏の畑に捨てられる運命かもしれない。
没個性
ミニスカとパンストとセクハラ
三日月
覇気
進化形
靴を脱ぐ文化
スカイマークエアライン
パンつまに魅せられて
パンつまに必ず目がいき、出来ることならそのぬくもりや匂いを丸ごとからだの中に取り入れたい。あの美脚女性のパンつまはどんな
匂いがするのか、全ての女のパンつまをしゃぶりたい。それが衛生的には推奨できないことぐらい知っているが、この衝動は止められないのだ。
衛生観念で判断するとシャワーを浴びる前のまんこを舐めることもアナル舐めもパンつましゃぶりも狂気の沙汰ということになってしまう。
そう、変態なのだ。ちんぽをしゃぶるのもまんこから溢れる液体を飲みこむのも全て変態行為なのだ。そしてそれが快感に直結している。
メスの匂いを洗い流すことなく、パンつまもまんこも舐めまわす。まんこを舐めてもらえない女は不満を抱いて去ってゆくだろう。