言い訳
女はいつも言い訳を求めている。お持ち帰りされたのも「終電がなくなった」からであり、自分が尻軽だからとは認めようとしない。抱かれた
時も「いやっ」って言ったのに相手が強引だったからと自分を被害者であるかのように位置付ける。逆に言えば言い訳さえあれば女は自分から
淫乱になるということだ。はしたないことも「みんながやっているから」という言い訳さえあれば自分を納得させてのめりこむ。
大胆過ぎて変態的なことも今は掲示板で簡単に目にすることができる。そこにアップされている女性を見て「みんなやってる」とわかれば
自分もその一員になるハードルは格段に低くなる。まして自分の痴態が投稿されて賛美の書き込みが増えるほど女は自分に自信を持つ。
より大胆に、よりハードになってゆく自分に酔うようにさえなってしまう。女は自分を納得させる理由さえあれば背徳の壁など簡単に超える。
順応
裸を見られることさえ最初は顔から火が出るほど恥ずかしがっていても、性感の良さを知るようになった女は自ら進んで服を脱ぎ棄て裸に
なる。時には男を誘惑するように脚を大きく広げてまんこも左右に開くようになる。裸に剥かれることが知らぬ間に快感になっているのだ。
痛かったちんぽの挿入とピストンも5回目を過ぎた頃には快感に変わり、自分から腰を動かすようになる。露出においても女は大胆になっていく。
誰かに見られるのではないか、誰か来るのではないかとビクビクしていた女が、いつしか見られても平気な態度をとるようになる。むしろ
誰かが通りかかってくれないだろうか、誰かに見せつけてやりたいのではないかと錯覚するほど大胆に変貌する。女は環境に順応して
生きていく動物なのだと思い知らされる。男によって火をつけられた変態性欲は底なし沼となって男を引きずりこむ。
痛快
マイノリティー
三大フェチというものがあるなら、胸、尻、脚なのだろうと思う。胸は服に隠れているが膨らみはわかる。脚はスカートである限り見える。
数の上でもマジョリティーなのだろうと思う。一部のマニアたちの占有物であったフェチも今ではすっかり市民権を得て隠す性癖ではなくなった。
以前ならば大雑把なくくりであったものが市民権を得て細分化されてきた。ナマ脚、パンスト脚、三日月スト、オールスルー、直穿きと分かれた。
足指、足裏、スネ、あるいはハイヒールやパンプスといった具合に靴にまで脚(足)フェチの好みは分かれている。胸にしても乳の大きさ、
乳首といった肉体そのものから、おっぱいを包むブラジャーまでも含めるフェチが異常とは言われなくなった。ただそのフェチがマジョリティーか
マイノリティーかの違いがあるだけとなった。女の理解も進んだと思うが、変態を見るような蔑みの視線を浴びせる女がいるのは残念だ。
上がりかまち
セフレ宅はマンションではなく戸建てだ。昔風の設計で、玄関の引き戸をあけると三和土(たたき)があり、上がりかまちが広がっている。
そして襖の向こうには玄関ホールが広がっている。リビングと二階の自室に続く階段で直穿きだけの姿を撮影し、ここに異動した。万一に備え、
Tシャツを着てカメラのフレーズから外れるところにジーンズを持ってきている。宅配業者が来ても慌てずに対応できるようにするためだ。
セフレは撮影されるようになってから肌がきれいになったようだ。撮影されるために手入れを入念にするようになったせいかもしれない。
そしてblogで共演することで撮られる喜びに目覚めたのかもしれない。掲示板に貼られたコメントにうれしさを隠さないようになった。以前は
「こんなおばざんの需要あるの? ババ専なんていや」と言っていたのが嘘のように皆さまからのコメントに目を輝かせている。女は変わるものだ。
女は度胸
リビングで直穿き一枚の姿を晒すセフレ。部屋の匂いを胸いっぱいに吸い込む。そこに夫婦と娘が積み重ねてきた営みが染みついている。
その姿を見てセフレは一瞬だが恥じらいと戸惑いの表情を浮かべる。剥ぎ取った下着の匂いを嗅がれるのと同じ気分になるようだ。困惑の
表情が可愛らしいと思う。「このソファーでダンナとハメたこともあるのか」 恐らく首をタテに振るだろう。セフレが小さくうなずいてみぜる。
「背もたれに片脚を上げて正常位くずれでハメられたのか?」 なにも答えず小さくうなずく。そんな話を繰り返し、二階につながる階段で
セフレの撮影をする。階段を上がりきればセフレと娘の部屋がある。二世代の女の匂いを嗅ぎたい衝動を抑えて、階段の途中にセフレを
座らせる。もはや初めて間男を自宅に引き込んだ時のおずおずした様子は微塵も感じさせない。刺激を歓ぶセフレ。女は度胸がある。
セフレ宅へのいざない
セフレの自宅にあがりこむのに3年の月日を要した。昼間に無人になるのはわかりきっていた。それでもかたくなに首を横に振るセフレがいた。
おそらく生活臭さを感じとられるのを嫌ったのだろう。ダンナとはセックスレスになっているとはいえ、二人の営みの汗が染み込んだ部屋がある。
今はダンナが一階、自分は二階の部屋で別々に眠っているとはいえ、隣室は娘が今も使っている。若い女の濃厚な匂いがただよってくる。
なぜ自宅に迎え入れる気になったのかは明らかにしない。掃除と片付けを終えてスッキリしたからなのか、生活臭を消したからなのか、
それはわからないが、初めて間男を引き入れる決意をした女は迷いが消えていた。裸になることを命じられるだろうと予想していたのだろう。
すぐに服もブラジャーも脱ぎ棄て、パンスト直穿きだけの姿になった。おそらくまんこは濡れている。脚を閉じている姿がそれを示している。
呼称
「さ、さわtって」「どこを?」「知ってるくせに」「言ってくれないとわからない。どこをさわtってほしいんだ?」「あ、あそこ」「あそこじゃわからない」
知っていても言わせるのが狙いなのだ。女の口から「まんこ」と言わせることが。ためらう女にうながすように指は下着の上から恥丘を撫で回す。
焦れた女が体をよじりながら抵抗する。「い、いやっ」「いやならやめようか?」「いや、いやっ」「どうしてほしいんだ」とたたみかける。
ナマでさわってほしい欲望と、言わなければさわってくれないことに気付いた女はそれでも恥じらいが欲望に勝り、消え入りそうな声で
小さく答える。「ま、ま こ。さわって」「どこだって? もっとはっきり言ってくれ」「い、いやっ、許して」「気持ち良くなるのがいやなのか}
女は激しく首を横に振る。「だってらどこをさわってほしいか素直に言うんだ」 命令口調で言われ、女はようやく観念する。
台風
普段穿き
境界線
ノーマルとアブノーマルの境目はどこなのだろうか。どこから先が変態になるのだろう。女によってはパンストつま先をしゃぶるように舐め
られることが変態と思うかもしれない。一日じゅう歩きまわった足の匂いを嗅ぐことが変態だと言うかもしれない。だがそうされることを歓ぶ
女も存在する。蒸れて酸っぱい匂いのストつま先を男の鼻先に近づけて嗅がせることが快感となる女もいる。
野外露出にまんこを濡らして歓ぶ女はそれが変態行為とは思っていない。それが好きになってしまった自分の変身ぶりに驚きはしても
いったんからだで覚えた快感を手放すことはしない。もはや変態ではなく女の歓びを増量させる魔法の薬になっている。ダンナのいない
家にセフレを引き入れて淫らの限りを尽くすことも変態ではなくなっている。ダンナとの間に愛がなくなっているのだから、罪悪感は消えている。
セフレの寝室
ダンナの布団
マーキング
家人が留守中のセフレ宅にあがりこんで背徳の限りを尽くしてみたくなる。サディスティックでただれた黒い欲望がふつふつとわき上がって
くる。ダンナには決して見せないパンスト直穿きをさせ、いろんな部屋であられもない格好をさせる。クロッチはすっかり淫汁が染みている。
最初はクロッチの上から濡れたまんこに触れ、指先の淫汁を座卓にこすりつける。次は女の求めに応じてダイレクトにまんこにさわり
蜜壺に指を挿れてべっとりとからみついた淫汁を畳にこすりつける。セフレ宅へセフレをマーキングする。かろうじて理性で抑えているのは
ダンナが一人で眠る寝室である。髪の毛などの証拠を残しては元も子もなくなる。淫汁まみれにしてみたい欲望に負けそうになる。