国民性の違い
マチ付きパンスト
マチ付きパンストは女性のアイデアから生まれたものだろう。穿きやすく工夫したはずだが、パンスト着用率は伸びない。
まんこに当たる部分の編み方も蒸れにくくしている。もしかすると直穿きすることを想定していたのかもしれない。
マチをハサミで切り抜いて直穿きするプレイがある。小用もパンストを下ろさずに済ますことができる。ただ……
フェチとしては……半透明の繊維を通してうっすらと見えるまんこのエロスがなくなるのはつまらないとも思う。
女性にとって蒸れは忌み嫌いたくなる大敵なのだろうが、フェチとしては蒸れてウエットになって匂いのこもった
パンストこと至宝なのだ。脱がされた時の解放感と爽快感に浸るためにもパンストは穿いてほしいと願う。
疑似フェラ
時代
つま先ヌード
スト尻とTバック
女を四つん這いにさせスカートをめくりあげてパンストに包まれた下半身をむき出しにする楽しさは格別だ。
フルバックの下着でもかまわないが、Tバックであればスト越しにまあるい尻を甘噛みすることができる。女もまた、
突き出した尻を見られる羞恥に身をよじるが、本当に嫌がっているわけではない。女の「いやっ」は抵抗した証文にすぎない。
「アタシはいやだって言ったのに……やめてくれなかったから……」という、自分を納得させるための口実なのだ。
口では抵抗する女の尻を平手で軽く叩く。「ピシャッ」という乾いた音が部屋に響く。その音で従順になる女。
M的性癖を呼び起こしてやることで、女自身が知らなかった女の歓びを教えてやるのも面白いものだ。
パンスト越しの指挿入
パンストを直穿きさせてまんこを愛撫する。妙に透けて見える陰毛がエロスを増幅させて恥じらう女の姿がかわいい。
極薄のナイロンが伸びて……指が吸い込まれるように入ってゆくのかと思っていた。パンストは指を跳ね返した。
指を入れることは諦め、脱いだパンストのつま先に手を入れ、指を伸ばしてまんこに挿入した。ナイロン特有のザラつきが
粘膜を刺激するのだろう。切ない声を漏らしながらも脚を閉じることはせず、こちらの卑猥な愛撫に身を任せている。
徐々にパンストを押し込む。右脚部分がすっぽり収まり、続いて左脚を入れる。どこまで飲みこんでゆくのだろう。
ついにパンティー部も受け容れた。それを今度は静かに撮りだす。濡れてベトベトのパンストが膣を刺激する。
女の顔が羞恥で真っ赤になっている。糸を引くほどに濡れたパンストの匂いを嗅ぎながらしゃぶるようにして引き出した。
柄入りパンスト
タイツは嫌いだ。レギンスもトレンカも中途半端な装飾品だと思って見ている。脚の美しさを引き立てていないからだ。
それらに共通するのは透明度のなさだ。透けて見える肌のエロティックで悩ましい魅力を殺してしまっている。
黒く丸まったパンストに脚を通す。みるみるうちに黒が薄まって肌の色を浮かせて悩ましさをヒートアップさせる。
そしてパンスト……というより脚を飾るアクセントとして添えられた柄がいっそう男の欲情を誘う。
前戯で撫で回し、ストに包まれたつま先の匂いをたっぷり吸い込んだはずなのに、穿いたパンストを脱がしたくなってくる。
「だめよ」「いやっ」「もう……」いろいろな言葉を口にして女は抵抗のそぶりを見せるが、心底から拒否していない。
パンストを穿く姿は、萎えた男の陰茎を充血させるに充分なエロさがある。パンストは女の歓びを誘うアイテムである。
パンストにシワが浮かぶ。ぴったりと密着して隙間がないはずのパンストなのにシワが浮かぶことがある。
ただそれだけのことなのに、パンストのシワやたるみは男を興奮させる。パンストが生み出すマジックのひとつだ。
ナースのパンスト
パンストの模様
足裏の性感
センターシーム
足指を舐めるとき
たとえ一日じゅう穿いて蒸れたパンスト足でもフェチには芳香であり臭いものではない。いや、臭いのかもしれないが、
しばらく嗅がずにいると禁断症状を引き起こしてしまう魔性の匂いがあると言っていいだろう。
そのストつま先を口に含む時、女の足元に跪(ひざまず)くような姿勢はS女とM男の関係ならば似合うだろう。
一般的には女を仰向けに寝かせ、ヒザを曲げさせて足を両手に包むようにして匂いと味を堪能すると思う。
だが、つま先や足裏をたっぷりと味わいたいなら女をうつ伏せにするのがいい。女は脚を持ち上げて保つこともなく、
男のなすがままに身をまかせていればいいからだ。男が視線から外れ、なにをされるかわからない興奮を誘う。
つま先をしゃぶりながら手は蜜壺に伸びる。体の先端と中心部への同時刺激に腰を浮かせて身をよじる。
脚を大きく広げられる恥ずかしい態勢ではないだけに、女は静かに身を任せ、足指の快楽に耽(ふけ)るはずだ。
公園のベンチで
かすかな足指
シームのズレ
靴を脱いだ女性のスト足を条件反射的に見つめる。革に包まれ視線をさえぎっていたパーツに引きつけられる。
和室へいざなう木の廊下を、脱いだばかりのスト足で歩く時、うっすらと足型が付くことがある。
犬のように鼻を寄せて匂いを胸いっぱいに吸い込みたい衝動に駆られてしまう。
つま先を見つめると、足指に沿って行儀よくそろえたはずのシームがズレていることがある。三日月がズレていることもある。
助手席やリアシートに腰をおろして異動したスト足はこうしたつま先の乱れはない。歩き続けてきた証だ。
小さなスト足を掌で包み、乱れたシームを直してあげたくなってしまう。
歩き疲れた足裏を揉みながらほのかに立ち上る匂いを静かに深く吸い込み、シームの乱れを直したくなる。
切り替えし
足のサイズ
パンストを穿く女、脱がす男
なぜパンストを穿く女の姿にエロを感じるのだろう。コットンの靴下を穿くシーンを見てもなにも感じないのだ。
足先を入れ、丸まっていたナイロンをスルスルと伸ばしてゆく。それはまるで勃起した陰茎にコンドームを装着する仕草と
まったく同じだと思えるからだろうか。
パンストは女が穿いて男が脱がす。若かった時は一気に脱がせた。せっかくの感触を楽しむこともしなかった。
女の内面からじわじわと湧き出るメスの匂いがパンストを通して香るということを感じる余裕がなかった。
「飢えてるのね」「体だけが目当てなのね」 そう言われたこともあった。肉のつながりだけを考えていた。
脱がされたパンストを女が穿く。はしたない行為をしたことも、猥褻の限りを尽くしたこともなかったかのように
澄まし顔でパンストを穿く女を見ていると、萎えたはずの陰茎にいやらしい力がみなぎってくるのを感じる。
そして再びパンストを脱がす。抗う言葉を女は発するが、その表情に本当の意味での拒絶はいっさいなかった。