修行
パンスト越しではなくダイレクトにまんこに触りたい。そう思うのは当然のことだ。だが、それをこらえることで男の性戯れは向上する。
クリトリスを弾きたい、まんこに指を挿れてかき回したい。本能のままに女を鳴かせたい。あえてすぐにそうせずに制約を課す。
クロッチに淫汁が染みだしてくる。女もスト越しではなく直にまんこに触れてほしいと思っている。薄いナイロンが邪魔になっている。
触りたい気持ちをおさえて、ストの上から女を責める。こらえきれなくなった女が「直にさわって」と懇願するのを待つ。
根比べでもあり、女を隷属させるために自らの欲望を押さえつけなくてはならない。それが男の修行だ。女から懇願してきたなら
もっとはしたない言葉を言うように誘導する。性の奴隷になる扉を自ら開けた女はブレーキの壊れたクルマと同じだ。
どこまでも突き進み、快楽を得るためなら喜んで卑猥な言葉を口にして、自分から淫乱沼に身を沈めるだろう。
カミングアウト
違い
金縛り
長時間穿き続けて湿り気を帯びたスト足裏、酸味のついた足指を包む三日月、汗を洗い流すことを許されず男に匂いを嗅がれる女。
消え入りたいほど恥ずかしいはずだ。臭いはずのストつま先の匂いを知られてしまう。汚れてしまった下着を見られるようなものだ。
それでも男はスト足を離してくれようとはしない。それどころか足指を広げて、そこに舌を這わせてくる。ねっとりと舌の感触が広がる。
男に対する嫌悪を伴い、その場から逃げ出したくなるほどの羞恥に襲われているにもかかわらず、女の体は金縛りに遭ったかのように
動かせなくなっている。それどころかしゃぶられているつま先の快楽が全身に広がり始めていることに女が驚き、身をまかせてしまう。