スト脚フェチ例会
着替え
オードリー・ヘプバーン
伝線のエロス
季節の色
直穿きドライブ
街撮り
冬のミニスカ
女の心理
冒険
走る密室
ストフェチカレンダー
晩秋から翌年のカレンダーが売りだされる。AV嬢単体の撮りおろしもかなり作られているようだ。アイドル並みのルックスで全裸を見せて微笑む。
日本ではヘアヌードが限界だが、それでも柔らかな曲線やフレッシュな肌はまぶしく輝いている。どうせなら直穿きアイドルを見たい。
パンストが肌に密着する。住宅街の早朝、誰もいない道路にパンスト一枚の女性が立っている。日常の中の非日常は思いもよらぬ興奮を与える。
あるいはビーチやプールサイドにおけるパンストを穿いた水着姿のエロさは格別だ。日常の中に非日常をまぎれこませる。
そうしたマニアックな企画品があってもいいはずだ。もし安価で配信できるなら、日めくりカレンダーとして課金するのも面白いだろう。
女の必需品
ヌーボー
ランジェリー
男を意識するようになって下着はランジェリーに変わる。色気とは縁のなかった無地の下着から装飾がほどこされたものに変わる。
見せるわけでも見られるものでもない。それなのに「女」を強く意識したものへと移ろう。胸が膨らみ、ブラジャーを必要とする時期と
重なっているのかもしれない。背伸びしたような、ちょっぴり大人になったような気持ちでランジェリーを穿いた自分にうっとりする。
大人の目にはまだまだ幼さを感じさせるデザインと柄に過ぎないのだが、少女を卒業しようとする年頃の女にはそれでもかなり
大胆な冒険なのかもしれない。可愛らしさだけの動物キャラが描かれたフルサポートタイプからローライズなものに変わってゆく。
肌の露出が多くなり、いつ訪れるかもわからない「その時」に備えて少女から女へと脱皮を始める。
ランジェリーを目にした少年はそれだけで欲望を抑制できなくなるだろう。いや、そうした状況になった時点で男は欲望の虜になる。
ひもパンでもシースルーでもTバックでもない、それでいて明らかに子供用ではないランジェリーを穿いて、クロッチ部分に
淫汁を染み込ませた少女がそこにいる。観賞することも下着の上からまんこをなぞることも考えず下着を脱がしてしまうことだろう。
吸淫力
更衣室
男の目がないところでの女のふるまいは……よく言えば自由奔放、悪く言えば際限なくだらしなくなる。男が甘い幻想を抱く、
女子寮などは汚部屋と化してしまうことも珍しくない。そこらじゅうに脱ぎ棄てられたパンストが山のように積まれているだけでなく
カラになったポテチの袋も、食べかけのコンビニ弁当も放置されているとしたら、そこにはフェチを刺激するものはなにもない。
女子更衣室も似たようなものだ。女の花園と言えば甘美な眺めを思い浮かべるが、着替える姿も、パンストを穿く様子も
恥じらいの対極にある場合が少なくない。ある女の本質を知りたければ、別の女からその女の更衣室での様子を訊けばすぐにわかる。
辛辣な批評眼で冷徹な評価を下すだろう。女の園では見えない冷たい火花が飛び交っている。
カテゴリー
いつからパンスト脚フェチに目覚めたのか記憶にないが、きっかけとなったパンストの色はナチュラルベージュだったはずだ。
穿いていないように見せてしっかり穿いている。まるで薄化粧のように、社会に出た大人の女にとって当然のたしなみだったからだ。
パンストが高価だった時代でも女性は背伸びしてでもあの極薄のナイロンで脚を包んでいた。貴重品だからこそ男の目を引いただろう。
そしてパンスト脚フェチに目覚めたのがナチュラルベージュだったと言えるのは、昼間に働く女性は黒ストを穿いていなかったからだ。
黒ストは妖しく脚を飾り、それは舞踏会などで見かける夜の世界の装飾品としてカテゴライズされていたように思うからだ。
そして、ナースは白ストというふうに職業別にパンストの色が決められていたとも思う。今は境界線がかなりあいまいになっているが、
昼間の職業の女性はナチュ、水商売は黒あるいは黒網スト、ナースは白というふうにカテゴライズされていたと思う。
少なくともナースの白ストを見てパンスト脚フェチに目覚めたという記憶だけはどこをたぐってみても出てこないのだ。
パッケージ写真
秘め事
かつてフェチに関することはすべて秘め事だった。性に関する嗜好のすべてがそうだったと解釈してもかまわないかと思う。
聖水に異常に興奮する性癖だけでなく、靴フェチや脚フェチでさえも変態呼ばわりされた時代があった。女の下着に興味を示すなど
論外とされていた。口にすることすらはばかられた時代が長かった。だからそういう嗜好をもつのはアブノーマルだと悩みもした。
しかし80年代後半からのブルセラブームがそれまで変態的嗜好と思われてきた行為に日を当ててポピュラーなことなのだと
世に知らしめた。さらに90年代半ばからファッションヘルスで始めたオプションサービスで、アブノーマルはノーマルに変わった。
パンスト、唾液、放尿、すべて過去に変態に属していたものだ。潜在が顕在となった瞬間に、フェチもまた市民権を得たのである。