グロテスク
温室
仕上げ段階
「まんこ」と言った女にこれ以上の辱めはないようにも思える。しかしまだ仕上げではない。挿入という一大イベントが
残っている。我慢しきれなくなった女は「挿れて……」と口にするだろう。そして「なにを挿れてほしいんだ?」と訊かれることも
予想しているにちがいない。それでもまで乙女のような自分を残している。だからおそらく「おちんちん」あるいは「ちんちん」挿れて
とおねだりするに違いない。「おちんちんは赤ちゃんの性器、ちんちんは子供の性器だ。大人のはなんて言う?」
女の息が一瞬止まる。「ち、ちんぽ」ようやく言えたのにまだ挿してもらえない。「ちんぽをどこに挿れてほしいんだ?」
女の淑女仮面を剥ぎ取るまで言葉責めは執拗に続く。女のスケベな顔が新しく生まれる瞬間だ。
初体験
第2段階
教育的指導
若い時に絶対出来なかったのが「焦らし」だ。女体をまさぐり、その軟らかさに夢中になり、そしてちんぽを挿れること
だけに神経が集中していた。いきり勃つちんぽを濡れたまんこに挿れたくてたまらなかった。時と経験を重ね、ようやく
女を焦らす楽しみを知ることができるようになった。後ろからそっと抱きしめ、首筋に唇をはわせながら手は前に回り、
ブラジャーの上から胸のふくらみをなぞる。女が高ぶってきて「おっぱい……さわって」と言うまで揉んだりしない。ブラの
ホックを外すこともせず、手をブラの中に滑り込ませることもせず、「揉んで。乳首をさわって」と懇願するまで待つ。
これはイントロに過ぎない。もっともっと卑猥な単語を言わされる予感は女も持っている。じっくりと指導してゆく。