仕上げ段階
「まんこ」と言った女にこれ以上の辱めはないようにも思える。しかしまだ仕上げではない。挿入という一大イベントが
残っている。我慢しきれなくなった女は「挿れて……」と口にするだろう。そして「なにを挿れてほしいんだ?」と訊かれることも
予想しているにちがいない。それでもまで乙女のような自分を残している。だからおそらく「おちんちん」あるいは「ちんちん」挿れて
とおねだりするに違いない。「おちんちんは赤ちゃんの性器、ちんちんは子供の性器だ。大人のはなんて言う?」
女の息が一瞬止まる。「ち、ちんぽ」ようやく言えたのにまだ挿してもらえない。「ちんぽをどこに挿れてほしいんだ?」
女の淑女仮面を剥ぎ取るまで言葉責めは執拗に続く。女のスケベな顔が新しく生まれる瞬間だ。