スト美脚フェチの性(さが)
DCになりたての頃は女性の顔を真っ先に見たものだった。胸のふくらみもなく、女性らしい体型にもなっていないのだから顔を見た。
少女が女っぽくなるにつれて黒ストを穿くようになったのではないかと記憶している。ふくらはぎにも女らしい肉付きが目立つようになった。
そのあたりから女への目線は顔から脚にシフトしたように思う。セーラー服の上からでも胸のふくらみがはっきりとわかるようになり、エロと
異性をしっかりと認識するようになった。そして大人になっても顔よりスト美脚に真っ先に目がいくようになってしまった。もう元に戻れない。
スト美脚フェチのこの気持ちが空周りしてしまうことがある。テレビのヒナ段にミニスカ美脚が移れば目はそこに集中する。カメラが引き、
美脚の本人がミッツ・マングローブだとわかった時のバツの悪さはどう表現したらいいだろう。街で向こうからヒザ上丈のスカートでスト穿きの
女性が歩いてくる時も視線は脚に向かう。そしてどんなステキな女だろうと視線を上に移動させて失望と失笑を同時に味わうこともある。
変身
交尾を終えた女はシャワーを浴び、男の唾液も情熱も精液も自らの淫汁も流し去る。なにごともなかったかのように洗い流し、化粧を
整えブラジャーをあてがい乳を寄せて背中のホックを止める。剥ぎ取られた下着に脚を透し、くしゃくしゃのパンストを手に取り脚に這わせる。
ちょっと前までベッドの上で乱れ、隠語を乱発し、喘ぎ声を響かせた女とは別人であるかのようにふるまう女がそこにいる。
しかし紛れもなく同じ女なのだ。前戯で徐々に息を荒くし、硬く太くそそり勃つちんぽをしごき、それに唇を寄せただけでなくくわえこみ、
唾液の音を立てておいしそうに頬張っていた女と同一人物なのだ。「まんこ、いいっ、ちんぽ、すてき」とうわごとのように繰り返していた女。
風俗嬢が源氏名で働くのは本当の自分とは別人だからと区別するためと言われている。女はすべて娼婦なのか……。
男がハメ撮りをしたがったり動画を記録したくなるのは変態だからなのではない。澄まし顔で着飾る女と、男の腕の下でちんぽを
むさぼり悶える女が同じ人間なのだと再認識するためのツールなのだ。「こんなに淫らに腰を振る変態女なんだ」というつもりで女に
見せつけ、女の本性を知らしめる効果が映像にはある。清楚な顔をしていながらはしたない喘ぎ声を発し悶える女。映像を二人で眺め
顔を赤らめる女。そんな女をいとしいと思い、穿いたばかりのパンストの股間に手をやる。湿り気が指先に伝わる。淫らな時間が再び始まる。
制服と直履き
職場が神聖だなどと思ったことは一度もない。だが制服に身をつつんで働く女が凛々しいと思ったことは何度もある。彼女たちは美しい。
そんな彼女たちにパンスト直穿きで働かせたい。出来るだけ異性と対面する職業の女が直穿きしていると想像するだけでちんぽは篤くなる。
CAだけでなく教師も医師もスカートで仕事してほしい。崇高と思える仕事であればあるほど、スカートの下は直穿きであることに意味がある。
いや、パンツであっても直穿きで過ごしてほしい。可愛いコンビニ店員が直穿きできびきびと対応していると思っただけでエロさは増幅する。
はしたない姿を制服で覆い隠しながら働いている。そのギャップが性的刺激となる。フェチの願望ではあるが叶えてくれる女は女神となる。
言葉責め
拘束は女の被支配欲を満たすことがある。手錠、足枷、首輪、リード……それらは女が男のペットであることを知らしめる小道具だ。
女をM奴隷とし、従順であることを強いる。相手を間違えない限りこれは性行為にとって最高のスパイスとなる。「いやらしい女、いや
メス奴隷だ! ふしだらな格好をしているのにまんこをベトベトに濡らすなんて淫乱なメス豚だ! ちんぽが欲しいんだろ!?」
「あぁっ、おちんちんください」
「おちんちん? それは赤ん坊か子供の剥けてない小指のようなモノだ。そんなモノで満足するのか、メス豚のまんこが!」
逃げられない状況下で女を徹底的に辱める。従順なエロ豚メスに堕ちていく自分にも酔って淫らで満ち足りた時が過ぎる。
征服感
バックからの交尾はオスとメスの本能が交錯する体位だ。あらゆる陸上動物がそうであるように、ヒトもまたバックから剥き出しになった
まんこに勃起したちんぽを突き入れることに征服欲が満たされる。メスが逃げないよう腰をガッシリと抑え、ケツを高く突き出させて背を
のけぞらせることでザーメンがたっぷり子宮近くまで受け容れようとするメスの本能が後背位には凝縮されている。
ただの穴貸しのようにして動かないメスに対しては、動きを止めて尻ビンタをくらわす。部屋に尻を叩く乾いた音とメスの泣き声が響く。
「動け! 気持ち良くなりたいんだろう!? ちんぽが好きなんだろう!? だったらしっかり動いてちんぽを気持ち良くするんだ!」と命じる。
「ほらっ、まんこも気持ち良くなるように腰を動かせ!」と言われ、ピストン運動の中に尻を左右に振りながら狂ったように喘ぎ声をあげる。
豊穣
濡れパンスト
第二の肌であるパンストは普通に穿いているだけでぴったりと密着している。なのにそれが水で濡れると余計に肌と一体になって
いるように見える。パンストがテカり、肌をより妖艶に飾って見せてくれる。そのパンスト直穿きのままで、ソープ嬢のマットプレイを
まねて男の体に重ね、フル勃起したちんぽにクロッチ部分を押しつけられたらこらえきれずに発射してしまうことだろう。
視覚的にもエロスの極致と思える濡れパンストだが、直穿きして濡らしたパンストは女には思いのほか不評である。あの薄いナイロン
がとても厚い障害物のように感じるそうだ。あるいはまとわりついて鬱陶しい、サウナの中で着衣していることを想像してほしい、これ
ほど脱ぎズラい状況はない……など、あくまでも男の視線で楽しむプレイなのだそうだ。それでも濡れパンストは女を最高に飾る。
順序
尻エクボ
外国人パンスト直履き
海外画像掲示板にアクセスして時間を潰すことがある。基本的にモザイクもボカシもないモロ画像を見ることが出来るからだ。海外に
サーバーを置いて日本向けにモロ画像を見せる掲示板もあるが、顔はカットするか判別不能に加工している。パンストフェチ掲示板でも
日本人は顔を晒すことはまずないと言っていいだろう。だが、外国人は大股開きも美脚も、誰よりも素晴らしいだろうと言わんばかりの
ポーズをとり、顔も隠さず自らをアピールしてくる。それはまるでスポーツでもしているかのように躍動感にあふれている。
日本人はどこかに恥じらいが含まれている。日本独自の湿り気が写真や動画から感じられるのだ。それが悪いとか劣っているとかと
いうことではない。裸身、直穿きの下半身を顔と共に晒すことでモデルか女優としてのチャンスをつかもうとする女性の意識がそうさせ
るのだろう。あくまで秘めたことと恥じらう文化を持つ日本人と外国人との違いを感じながら海外掲示板を眺めている。
ひざ下ストッキング
夏場にパンツスタイルの時は普通にひざ下ストッキングを穿くのだろう。だがごくまれにスカートなのにひざ下ストッキングで歩いている
女性を見かけることがある。丈の長いスカートだからわからないとでも思っているのかもしれないが、歩くたびにひざ下ストッキングで
あることがまるわかりになる。あの時の興ざめ、失望をどう言っていいのかわからない。パンスト美脚フェチの同志はわかってくれるだろう。
あれほど胸の高鳴りに冷や水を浴びせるファッションは他にないと言ってもいいくらいだろう。どんなに顔立ちのきれいな女性であっても
スカートの下がひざ下ストッキングだと判明した時点でフェチの気持ちは萎えてしまう。芳しい香りがあるとしても脱ぎたてを手にしたくない。
成人の日
ステマ
ステルスマーケット=ステマと言われる広告方法がある。あざとい広告とも言われることがあるようだが、ドラマの中などでスポンサーの
製品がさりげなく画面に現れて意識づける手法だ。サブリミナルの変形とも言われる。たとえば今は世間の嫌われ者の最たるものと言われる
タバコ……刑事が聞きこみをして街中を歩く時にタバコ自販機がひんぱんに登場することもステマの一種類と思ってくれればいい。
同じことがパンストメーカーがスポンサーになることで実現できるのではないか。ラブコメでヒロインの恋が成就するストーリーのあらゆる
シーンでパンスト脚やつま先が繰り返し画面に出る。遠景であれば薄黒あるいはブラウン系のパンストで穿いていることを語りかけることが
できる。自宅シーンではフローリングやじゅうたんの上を歩く時にパンスト足や足裏をトリミングせず見せる。三日月が見えることでフェチたち
は歓び視聴率はアップする。ハッピーエンドの結末を迎えることで女性はパンストが果たす役割の大切さを知る。着用率と売り上げが上がる。
if
デジタル時代が30年、いや、20年早く訪れていたら自分のパンスト美脚フェチライフはどんなに素晴らしいものになっただろうかと
思わずにいられない。性能のいいコンデジやミラーレスが3万円程度で手に入る時代が当たり前になるなんて思いもしなかった。
もっと若い時にインターネットが普及していたら、パンスト美脚掲示板やブログにカノジョやセフレのパンスト足や直穿き姿を晒しただろう。
セフレの自宅で、車内で、公園で、露出を楽しみながら直穿き画を撮影して楽しんだことだろう。野外散歩や全裸直穿き放置といった
鬼畜のようなプレイにのめりこんだに違いない。まんことアナルに無線ローターを仕込み、コンビニで買い物させるに違いない。
全ては「if」の世界の妄想だ。歴史にifはない。今のデジタル時代に青春を過ごす人たちを羨ましく思う。
姫始め
初日の出
太陽はありがたい存在だと思うが、初日の出だから特別というふうには思わない。富士山に上ってまで見たいとも思わない。疲れる。
パンスト美脚フェチの自分にとっては直穿きでM字などで開脚してくれることこそ「初日の出」であり「ご来光」である。見上げるのも神々しい。
暗かった夜が明けて、空にも地にも光がそそがれる。パンスト美脚フェチにとって女体そのものが神的存在と言えるだろう。
パンスト着用率は年々減少しているようだ。パンスト生産量の減少がそれを裏付けている。2017年はパンスト復権の始まりの年に
なってほしいと願う。脱ぎたてパンストのチャリティー市場が出来れば変態は奉仕に昇華するだろう。国産パンスjトメーカーから
FATAL15のような完全シームレスがより安価に提供されたなら撮影用に購入する者が増えるだろう。パンスト美脚フェチのみなさまに
とって佳い一年になることを祈願しております。今年もよろしくお願い申し上げます。