スト美脚フェチの性(さが)
DCになりたての頃は女性の顔を真っ先に見たものだった。胸のふくらみもなく、女性らしい体型にもなっていないのだから顔を見た。
少女が女っぽくなるにつれて黒ストを穿くようになったのではないかと記憶している。ふくらはぎにも女らしい肉付きが目立つようになった。
そのあたりから女への目線は顔から脚にシフトしたように思う。セーラー服の上からでも胸のふくらみがはっきりとわかるようになり、エロと
異性をしっかりと認識するようになった。そして大人になっても顔よりスト美脚に真っ先に目がいくようになってしまった。もう元に戻れない。
スト美脚フェチのこの気持ちが空周りしてしまうことがある。テレビのヒナ段にミニスカ美脚が移れば目はそこに集中する。カメラが引き、
美脚の本人がミッツ・マングローブだとわかった時のバツの悪さはどう表現したらいいだろう。街で向こうからヒザ上丈のスカートでスト穿きの
女性が歩いてくる時も視線は脚に向かう。そしてどんなステキな女だろうと視線を上に移動させて失望と失笑を同時に味わうこともある。