SとM 2
女を拘束する道具はなんでもかまわない。女からプレゼントされたネクタイでもいいし、荷造り用のナイロンひもでもいい。
温泉に行ったのであれば女が着ている浴衣のひもをほどいて縛るのが効果的だ。浴衣の前が開き、乱れた姿を男の前に晒す。
おもちゃの手錠を使うのは、それが金属的な冷たい予感と捕われの身になったことを認識させるをからだ。自由を完全に奪われ、
逃げ出すことも出来ず、されるがままになっている自分に興奮する。不安よりも期待に満ちて、女の目は妖しく潤む。
思うように脚を開くことも出来ず、それでいて非日常の興奮にまんこを濡らしてしまう自分に聞かせるように「いやっ」と叫ぶ。
表、裏に女を転がし、「こんなに濡れているのにイヤなのか?」 言葉で責めると女は首を横に振る。絶頂を迎え、女が果てる。
我に返って手錠やひもで拘束されていた手首や足首に目をやる。拘束の跡を見つめてはしたなく乱れた自分を思い出し、再び濡れる。