前後
女の扱いに未熟だった頃、正攻法でしか攻めていなかった。唇を重ね、左手で女の肩を抱きながら右手で乳を揉んだ。僅かの時間差で
右手は女の下半身をまさぐり、下着の上からまんこをなぞった。そしてすぐ手を後ろに回して下着を降ろして、ナマのまんこの濡れ具合を
確かめて指をまんこに挿れた。女の感情の高ぶりを待つ余裕はなく、自分の欲望だけが高まって目の前の女に欲情をぶつけた。
経験を重ね、女の背後を愉しむ余裕ができたのは勃ちが遅くなったことと無関係ではないだろうが、女を焦らし、女の奥深くから淫靡の
マグマが噴き出すのを待つ余裕が出来たからとも言えると思う。背骨沿いを甘噛みしながら両手は女の乳や尻、股間をいやらしく撫でる。
唇は背中を何度も上下する。パンストの上からセンターシームを引き上げてクリトリスを刺激する。女は前も後ろも性感帯と再確認する。