未痴との遭遇
未痴である。未知ではない。女にとってアナログの性的経験は全て未痴との遭遇なはずだ。例外はキスぐらいのものだろう。服を剥かれて
ブラジャーを見られる。さらにホックを外されふくらんだ乳房を男の目の前に初めて晒す。言葉にならず小さくからだを震わせて耐えている。
男の舌が口の中でうごめき、女の舌もぎこちなく呼応するように動く。口を塞がれながら男の手は乳房を揉み、指は乳首をまさぐりつまむ。
そして自然な流れとしてスカートを脱がされ下着一枚にされてしまう。その次になにが起こるか知っていながら不安でもあり心待ちにして
いる自分がそこにいる。全ては未痴との遭遇なのだ。まだ自分でもしたことのないまんこへの指挿入が始まる。乳首を吸われながらクリ
トリスを刺激される快感は未痴であると同時に未知の悦びであることを知る。女に未痴の快楽を教えるのは男の務めと言っていいだろう。